(小)二十七代 兼元 昭和丁卯二月吉日

本造り庵棟 うぶ茎 板目肌、杢交じりよく練れよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景よく入り淡く白気調の映り立つ。刃紋は尖り互の目、三本杉風に乱れる。匂い口フックラと小沸よくつく。小足、葉盛んに働き、金筋、砂流しかかり、明るく冴える。表裏に二筋樋の彫刻。黒石目塗鞘大小拵付き。

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