三品丹後守嫡難波介直道(武蔵)寛政四年六月吉日

本造り庵棟 うぶ茎 小板目肌よく詰む。地沸微塵につき、細かな地景顕わる。刃紋は中直刃、浅く湾れる。匂い口ややフックラと小沸よくつく。細かな小足入り葉働く。刃縁に金筋よく絡み、明るく冴える。難波介、丹後守直道六代。浜部寿格の門、伊勢崎藩工。青貝微塵塗鞘打刀拵付き。(保存刀剣)