刈屋寿秀 天保十三年二月吉日 (土佐)(南海道)

本造り庵棟 うぶ茎 小板目肌、杢交じりよく詰む。地沸微塵につき、細かな地景顕われ、淡く沸映り立つ。刃紋は湾れに互の目、丁字、尖り刃交じる。匂い深めに、沸、小沸よくつく。沸足、葉盛んに働く。金筋、砂流しかかり、匂い口明るく冴える。本名は刈谷忠次、のち永尾宇太夫と改める。紫虹子と号す。水心子正秀の門。朱塗刻鞘脇差拵付き。(保存刀剣)