関住秀安作(岐阜) 平成二二年春

本造り庵棟 うぶ茎 柾目肌、板目交じりよく詰む。地沸微塵につき、細かな地景顕われ淡く映り立つ。刃紋は互の目乱れ、丁字、尖り心の刃交じる。匂い口締まり心に小沸よくつく。小足、葉よく働き、金筋、砂流しよくかかり明るく冴える。塚原安男。関兼秀門人。    黒石目塗鞘打刀拵付。(980g)