久留米住清秀作(筑後) 天保十三年八月日

本造り庵棟、うぶ茎。互の目丁字乱れ焼き高く華やか。匂い口フックラと小沸よくつく。足盛んに入り葉働く。金線、砂流しかかり、匂い口明るくよく冴える。杢目肌やや肌立ち見事に詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ、淡く映り立つ。地鉄精美。見事な杢目肌です。(特別保存刀剣)