No. | 種別 | 銘 | 時代 | 長さ | 重ね | 鑑定書 | 質 | 付属 | 価格 |
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10 | 短刀 | 周防住盛秀 (長門)(山陽道) | 江戸後期 | 28.6 | 0.53 | 特別保存刀剣 | 優品 | 白鞘 外装 | ¥580,000 |
平造り三ツ棟 うぶ茎 板目肌、杢交じりやや肌立ちよく練れ詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景よく入り、淡く沸映り立つ。刃紋は中直刃、浅く湾れて小乱れ交じる。匂い深めに沸、小沸よくつく。刃縁ほつれ、小足、葉働き、湯走り、喰い違い刃かかる。金筋、砂流しかかり、匂い口明るく冴える。表に爪に素剣、裏に蓮台に護摩箸の彫刻。本名は藤田徳次郎、のちに謙吾。真龍子と号す。加賀介祐永の門。長州萩のちに周防国山口に住す。出鮫朱塗家紋蒔絵鞘合口拵え付き。(特別保存刀剣)