今週のおすすめ品 一覧

No. 種別 時代 鑑定書 価格
47 備州長船祐定作 永禄二年八月日 (備前)(山陽道) 室町後期 特別保存刀剣 優品 ¥1,250,000

本造り庵棟 うぶ茎 板目肌、杢交じりよく詰む。地沸微塵につき、細かな地景顕われ、乱れ映り立つ。刃紋は広直刃、浅く湾れて小乱れ交じる。匂い口フックラと小沸よくつく。刃縁ほつれ、二重刃、喰い違いかかる。湯走りかかり、小足、葉盛んに働く。金筋、砂流しかかり、匂い口明るく冴える。表裏に棒樋の彫刻。末備前の祐定には同銘が数名居りますがいずれも上手です。朱に黒斑模様塗鞘打刀拵付き。(保存刀剣)

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41 たち 昭和四十四年二月日 応越後糸魚川住青木家重代需(富山) 越中八尾住大西貞成作之 峯銘 第五回入選刀 昭和四十四年 当店の保証 優品 ¥580,000

本造り庵棟 うぶ茎 板目肌、柾交じりザングリと肌立ちよく練れ詰む。地沸微塵に厚くつき、地景よく入り淡く沸映り立つ。刃紋は湾れに互の目、丁字、小丁字、尖り刃交じる。匂い口フックラと小沸よくつく。足、葉盛んに働き、金筋、砂流し頻りにかかる。匂い口明るく冴える。本名は大西久松。元陸軍受命刀匠。陸軍軍刀技術奨励会入選。昭和十二年日本刀講座の学ぶ。入賞多数。黒呂塗鞘打刀拵付き。

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25 脇差 備州長船忠光 文明十七年八月日 (備前)(山陽道) 室町中期 特別保存刀剣 優品 ¥580,000

本造り庵棟 うぶ茎 小板目肌、杢交じりよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ、棒映り立つ。刃紋は広直刃、浅く湾れて小乱れ交じる。匂い口フックラと、小沸よくつく。僅かに小足、葉働き、刃縁に細かな金筋よく絡む。砂流しかかり、匂い口明るくよく冴える。中河彦三郎。彦兵衛忠光の一門。(特別保存刀剣)

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22 脇差 無銘(末三池) (筑後)(西海道) 南北朝末期 特別貴重 標準品 ¥290,000

本造り庵棟 磨上茎 板目肌、柾交じりやや大肌顕われ詰む。地沸微塵につき、細かな地景顕われ、白気映り立つ。刃紋は中直刃、浅く湾れて小乱れ交じる。匂い口ややフックラと小沸よくつく。喰い違い刃、二重刃かかり、小足、葉働く。金筋、砂流しかかり、明るく冴える。表裏に幅広の棒樋の彫刻。三池典太光世の末。(特別貴重刀剣)

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16 短刀 (七兵衛尉) 備前國住長船祐定作 (備前)(山陽道) 江戸前期 特別保存刀剣 優品 ¥1,050,000

平造り庵棟 うぶ茎 小板目肌、杢交じりややザングリと肌立ちよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ、乱れ映り立つ。刃紋は広直刃、浅く湾れて小乱れ交じる。匂い口フックラと小沸よくつく。湯走りかかり、小足、葉働く。金筋、砂流しかかり、匂い口明るく冴える。永正の与三左衛門尉祐定の五代の孫。藤四郎祐定の子。横山上野大掾祐定の父。業物。黒石目塗斜刻鞘小刀拵(江戸肥後)付き。出来見事。(特別保存刀剣)

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7 短刀 於室蘭源秀明作(堀井俊秀同人)(北海道) 大正十一年七月吉日 大正十一年 特別保存刀剣 優品 ¥380,000

平造り三ツ棟 うぶ茎 板目肌に杢目連なり綾杉状となる。地鉄よく練れ詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景よく入り、淡く沸映り立つ。刃紋は湾れに互の目、丁字、尖り刃交じる。匂い深めに沸、小沸よくつく。沸足、葉盛んに働き、金筋、砂流し頻りにかかる。匂い口明るく冴える。本名は堀井兼吉。号は瑞泉、志賀太郎と称す。堀井胤明の門。室蘭鍛錬所瑞竜館館長。昭和の前半期を代表する刀工。(特別保存刀剣)