満鐡鍛造之 昭和癸未春 (興亜一心)(満州)

本造り庵棟 うぶ茎 小板目肌よく詰み無地風。、地沸微塵につき淡く白気映り立つ。刃紋は帯状の中直刃、小沸よくつく。匂い口締まりごころに明るく冴える。
昭和十八年、南満州鉄道造。シリアルナンバーユ五二六 本刀は満鉄の技術陣が総力をあげて、零下30度の極寒の地での戦いに耐えうる日本刀を目指して設計されたものです。陸軍軍刀拵付き。